テンソルネットワーク法、特にPEPS 波動関数状態と角転送行列くりこみ群法を用いた、二次元量子格子模型の基底状態ソルバー。 mptensor ライブラリを用いることでテンソル演算部分をハイブリッド並列化しており、大規模並列計算に対応している。

ホームページ

Official Page: https://www.pasums.issp.u-tokyo.ac.jp/tenes

GitHub: https://github.com/issp-center-dev/TeNeS

MateriApps: https://ma.issp.u-tokyo.ac.jp/app/2290

マニュアル

TeNeS-v1.1.2.tar.gzをダウンロード・解凍すると、解凍後のディレクトリ直下に日本語版マニュアル TeNeS_jp.pdf と英語版のマニュアル TeNeS_en.pdf があります。

インストール済最新バージョン

1.1.2 (2020/12/10 現在)

物性研スパコン(システムB)での利用方法

  • TeNeSのインストール場所/home/issp/materiapps/intel/tenes/
  • 実行ファイルのインストール場所/home/issp/materiapps/intel/tenes/tenes-1.1.2-0/bin/
    (*) ビルド時のオプション等は
    $ less /home/issp/materiapps/intel/tenes/tenes-1.1.2-0.log .
    で確認できます。
  • サンプルスクリプトと入力ファイルの場所
    /home/issp/materiapps/intel/tenes/tenes-1.1.2-0/sample/
  • 実行方法 (例:正方格子Heisenberg模型を計算)
    1.  計算環境の準備
      $ source /home/issp/materiapps/intel/tenes/tenesvars.sh
      これにより、最新のTeNeSのバイナリファイルへのPATHが通り、また、環境変数 TENES_ROOT にTeNeSのインストールディレクトリのパスが保存されます。
    2. 入力ファイルの準備 
      $ cp -rf $TENES_ROOT/sample/02_AFH_square .
      $ cd 02_AFH_square
    3. ジョブのサブミット
      /home/issp/materiapps/intel/tenes/sample_jobscript/ にスクリプトのサンプルが用意されているので、カレントフォルダにコピーした上でジョブを投入します。
      $ cp /home/issp/materiapps/intel/tenes/sample_jobscript/tenes.sh . 
      $ swatch tenes.sh
    4.  結果の確認
      outputフォルダにdensity.dat, onesite_obs.dat, twosite_obs.datなどが出力されているか確認(出力ファイルの詳細についてはTeNeSのマニュアルを参照してください)。

物性研スパコン(システムC)での利用方法

  • TeNeSのインストール場所/home/issp/materiapps/tenes/
  • 実行ファイルのインストール場所/home/issp/materiapps/tenes/tenes-1.1.2-0/bin/
    (*) このバイナリはMPTを用いてビルドされています。デフォルト(MPT)設定ではなくintelMPIを使っている方はmoduleコマンドでMPTに切り替える必要があります。なお、ビルド時のオプション等は
    $ less /home/issp/materiapps/tenes/tenes-1.1.2-0.log .
    で確認できます。
  • サンプルスクリプトと入力ファイルの場所
    /home/issp/materiapps/tenes/tenes-1.1.2-0/sample/
  • 実行方法 (例:正方格子Heisenberg模型を計算)
    1.  計算環境の準備
      $ source /home/issp/materiapps/tenes/tenesvars.sh
      これにより、最新のTeNeSのバイナリファイルへのPATHが通り、また、環境変数 TENES_ROOT にTeNeSのインストールディレクトリのパスが保存されます。
    2. 入力ファイルの準備 
      $ cp -rf $TENES_ROOT/sample/02_AFH_square .
      $ cd 02_AFH_square
    3. ジョブのサブミット
      /home/issp/materiapps/tenes/sample_jobscript/ にスクリプトのサンプルが用意されているので、カレントフォルダにコピーした上でジョブを投入します。
      $ cp /home/issp/materiapps/tenes/sample_jobscript/tenes.sh . 
      $ qsub tenes.sh
    4.  結果の確認
      outputフォルダにdensity.dat, onesite_obs.dat, twosite_obs.datなどが出力されているか確認(出力ファイルの詳細についてはTeNeSのマニュアルを参照してください)。

利用回数の測定について

  • ソフトウェア高度化・開発プロジェクトに採択されたソフトウェアでは、物性研スパコン上での利用数を測定しています。プロジェクトの意義を評価するための重要な指標となりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。プリインストールされていないバージョンを使用する際にもカウントすることができますので、ソフトウェアの使用状況の把握のためにもカウントにご協力いただけると助かります(詳細についてはこちらをご覧ください)。なお、プリインストールされたソフトウェアを利用する際に、利用率の測定を希望されない場合には、tenes_nocount を実行ファイルとして選択してください。

問い合わせ先

  • TeNeSの利用方法(インプット作成など)、機能などについて
    TeNeS on GitHub : https://github.com/issp-center-dev/TeNeS/issues
  • 物性研スパコンシステムにおける実行方法について
    物性研スパコン対応ソフトウェア相談窓口 center-apps@issp.u-tokyo.ac.jp