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投稿日:2020年06月22日
日時
2020/6/24
場所
zoom
講演者
櫻井誠大さん(東大物性研)

開催趣旨

近年、膨大な量の結晶構造について、第一原理計算を駆使して種々の物性値を計算し、
結晶構造とその物性値(計算値)を集約したデータベースを構築する試みが広がっている。
テキサス大学・アイオワ州立大学・ネブラスカ大学の共同研究グループは、希少元素を
含まない高性能永久磁石の効率的探索を目標に定め、強磁性物質に特化したデータベースの
構築とその応用研究を、NSF の支援のもとにすすめている。
 本セミナーでは、まず、永久磁石の特徴と物性を概観し、それらが第一原理計算で
どのように得られるかを紹介する。次に、約 4,000 にのぼる強磁性化合物に関する
網羅的な第一原理計算をもとに構築された、上記研究グループの強磁性物質データベースに
ついて紹介する。

資料

強磁性物質データベースの構築