資料アーカイブ

投稿日:2019年08月28日
日時
2019/8/28
場所
東京大学物性研究所
講演者
吉見一慶 (東大物性研)

開催趣旨

物性研スパコンのシステムB (sekirei)では、演算加速装置(GPU)が試験的に導入
され、
物性コミュニティへのGPU環境の提供をしている。最近ではTensorFlow、Chainerなど
機械学習系のライブラリも整備され、GPUを用いた解析も比較的お手軽になって
きている。
しかしながら、GPU性能の進歩はめざましく、現在のシステムBでは最新版のライ
ブラリの
実行ができない状況にある。ABCIスパコンやAmazon Web Serviceなど、
お金を払い外部の環境を利用すれば使用できる。
ただ、そもそもうまくいくかどうか試したい場合には、
有償の環境を試すのは気が引ける人も多いのではないだろうか。
そこで、今回の物性アプリオープンフォーラムでは、
Google Colaboratory (Google Colab)の(夏休みでの)体験記を紹介する。
Google Colabとは教育や研究機関へ機械学習の普及を目的とした
Googleの研究プロジェクトの一つでありクラウド上でGPUを無料で試すことがで
きる。
講演では、使い方から実際に使用するまでの一通りの流れに加え、その使い勝手、
また実際の解析例などについて報告する予定である。

資料

Google Colaboratory 体験記