物性研2023年度ソフトウェア開発・高度化プロジェクト公募のご案内
物性研では、並列計算の高度化・複雑化に対応するため、物性研究分野で特に重要であり、物性研共同利用スーパーコンピュータ上での利用が見込まれるプログラムの開発または高度化を行い、利用者がより簡便に高度な並列計算を実施することのできる環境を整備することを目的とし、下記の要領にて次年度ソフトウェア開発・高度化案件を募集いたします。
多くの方々の応募をお待ちしております。
募集内容
その開発・高度化(並列化、インターフェースの整備を含む)・公開が物性研スパコン利用者の計算環境を大きく改善するような、数値計算プログラムを募集します。提案は物性研究所において審議され、その際、提案者には物性研において提案内容の口頭での説明を依頼する場合があります。選定されたプログラムは下記「実施体制」のもとで開発・高度化され、物性研スパコン上でユーザが自由に利用できるように公開されます。また、付随するドキュメント整備、普及支援(物性研スパコンへのインストールやウェブページへの掲載など)、物性研スパコンでのテスト計算実施などの支援を受けます。なお、本プロジェクトでの成果物は原則としてGeneral Public License のもと公開することを原則としています。開発・高度化対象となるプログラムが物性研スパコン上での公開と無条件利用に関してライセンス上の問題が生じる恐れがないことを事前に確認してください。
募集件数
1または2件。
実施体制
コーディネータ(物性研教員,プロジェクト毎に1名)
作業担当者(プロジェクトマネジメント、プログラム・ドキュメント作成)
(物性研専任職員, 3名)
その他物性研スタッフ若干名
提案者(=応募者, 1名)および提案者の指定する協力者(若干名)
実施期間
2023年4月より2024年3月まで。
利用料金
無料。ただし採択された場合は、成果報告会での発表、及びActivity Reportへの寄稿等を依頼することがあります。
応募締切
2022年12月9日(金) 必着
その他詳細について
応募書類、実施体制、提出先などは以下の募集要項(PDF)をご参照ください。
https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/scc/wp/wp-content/uploads/2022/11/2023softwaredev_koubo_ver.1.0.pdf
また、ソフトウェア開発・高度化プロジェクトの応募に際し、いくつかの質問を頂戴しました。
FAQとしてそれらの回答を下記ページに
http://www.pasums.issp.u-tokyo.ac.jp/application-faq
掲載しております。あわせまして、応募文例として、
http://www.pasums.issp.u-tokyo.ac.jp/application-example
を作成いたしました。それぞれ、応募の際の参考にしていただければ幸いです。
みなさまのご応募お待ちしております。