DSQSS ver.2.0.0をリリースしました。
マニュアル
インストール方法
git clone https://github.com/issp-center-dev/dsqss
cd dsqss
git checkout v2.0.0
mkdir build && cd build
cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=../usr ../
make install
主な変更点
DLA
ソルバー dla
dla_H
とdla_B
を統合- 符号リウェイティングの実装
入力ファイルの変更
algorithm.xml
Site
LocalStates
の追加- 局所状態を表す基底ベクトルの値を指定
- スピン系では
Sz
の値
Interaction
Sign
の追加- 非対角相互作用の符号
lattice.xml
- サイト
S
- 測定タイプの廃止
- スタッガード磁化などは波数ベクトル XML ファイル
wv.xml
を利用する
- サイト
- 構造因子XML ファイル
sf.xml
と波数表示温度グリーン関数XML ファイルck.xml
- 波数ベクトルXML ファイル
wv.xml
への置き換え - 虚時間離散化数
Ntau
はパラメータファイルによる入力に変更
- 波数ベクトルXML ファイル
- 実空間表示温度グリーン関数XML ファイル
cf.xml
- 変位XML ファイル
disp.xml
への置き換え - 虚時間離散化数
Ntau
はパラメータファイルによる入力に変更
- 変位XML ファイル
入力ファイル生成ツールの更新
- Python で全書き換え
- 定義済み格子の追加
- 周期的境界条件と開放端境界条件の切り替え機能の追加
- 三角格子
- 蜂の巣格子
- カゴメ格子
- 補助ファイルの導入
- ハミルトニアンTOML ファイル
- 格子TOML ファイル
- ユニットセルと並進ベクトルによって格子を定義する
- 波数ベクトルデータファイル
- ワーム散乱確率の計算方法を諏訪藤堂法に変更
PMWA
- ジェネレータ
dsqss_pre.py
をpmwa_pre
に変更