ダウンロード

 

  •  git を利用する場合

    Git を利用されている方は, 端末から以下のコマンドを打つことで直接ダウンロードできます.

    $ git clone https://github.com/issp-center-dev/dsqss.git

実行ファイルの作成

以下のコマンドを打ちます(ダウンロードしたファイルの直下にいることを想定).


$ mkdir dsqss.build && cd dsqss.build
$ cmake ../ -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/path/to/install/to
$ make

/path/to/install/to をインストールしたい先のパスに設定してください(例: $HOME/opt/dsqss).
指定しなかった場合のデフォルト値は /usr/local です.

※ CMakeに関して
CMake はデフォルトで/usr/bin/c++ をC++コンパイラとして使用します.これ以外のコンパイラ, 例えばインテルコンパイラicpcを使いたい場合は, -DCMAKE_CXX_COMPILERオプションを用いて明示的に指定してください:


$ cmake ../ -DCMAKE_CXX_COMPILER=icpc

インテルコンパイラに関しては, コンパイルオプション込みで設定するためのオプションを DSQSS 側で用意してあります:


$ cmake ../ -DCONFIG=intel

詳細については https://github.com/issp-center-dev/HPhi/wiki/FAQ をご覧ください.

これにより各実行ファイルが dsqss.build/src ディレクトリ以下に, 入力ファイルの生成ツールが dsqss.build/tool ディレクトリ以下に作成されます.

テスト

次に作成された実行ファイルが正常に動作するかテストするた め, 以下のコマンドを打ちます.


$ make test

テストが100% 通過したことが確認してください.

インストール

以下のコマンドを入力しインストールします.


$ make install

実行バイナリが先に指定したインストールパスにある bin ディレクトリに, サンプルがshare/dsqss/VERSION/samplesにインストールされます.
また, 補助ツールを含めた DSQSS の実行に必要な環境変数を設定するためのファイルが share/dsqss/dsqssvar-VERSION.shに生成されます. DSQSS の実行前にはこのファイルをsourceコマンドで読み込んでください.


$ source share/dsqss/dsqssvar-VERSION.sh