リリース情報

PHYSBO 3.0.0 をリリースしました

PHYSBO v3 では以下の3つの大きな変更が導入されました:

  1. Cythonコードを外部パッケージへ移動
    • Cythonで書かれたコードが外部パッケージ physbo-core-cython に移されました
    • これにより、特にWindows環境でのインストールが簡単になりました
    • PHYSBO v2と比べてパフォーマンス(速度)はやや低下します
    • 元の性能を得たい場合は physbo-core-cython パッケージをインストールすることで対応可能です
  2. クラス名をPEP8に準拠して大文字化
    • 多くのクラス名がPEP8(Pythonコードスタイルガイド)に従って大文字化されました
    • 例:physbo.search.discrete.policy クラスは physbo.search.discrete.Policy になります
    • 旧クラス名は非推奨(deprecated)としてマークされており、警告付きで引き続き利用可能です
  3. NumPy2のサポート
    • NumPy2に完全対応しました
    • PHYSBO v2のコードでもNumPy2は動作しましたが、実際に使えるNumPyのバージョンには上限がありました

 

その他、Permutation Importance を計算する機能や、探索空間を離散化せずに最適化する機能が追加されています。

詳細はリリースページをご参照ください。