リリース情報

[HTP-Tools] 網羅計算用ツールMoller ver.1.0.0をリリースしました

近年、機械学習を活用した物性予測や物質設計(マテリアルズインフォマティクス)が注目されています。 機械学習の精度は、適切な教師データの準備に大きく依存しています。 そのため、迅速に教師データを生成するためのツールや環境の整備は、 マテリアルズインフォマティクスの研究進展に大きく貢献すると期待されます。

mollerは、ハイスループット計算を支援するためのパッケージHTP-Toolsの一つとして提供しています。 mollerではスーパーコンピュータやクラスタ向けにバッチジョブスクリプトを生成するツールであり、 多重実行の機能を利用し、パラメータ並列など一連の計算条件について並列にプログラムを実行することができます。 現在は、東京大学 物性研究所の提供するスーパーコンピュータ ohtaka (slurmジョブスケジューラ) と kugui (PBSジョブスケジューラ)がサポートされています。Ver. 1.0.0 のリリースに関する情報はこちらをご覧ください。