abICSについて

abICSとは?

abICSは、不規則系で配置サンプリングを実行するためのソフトウェアフレームワークであり、金属や酸化物合金などの多成分固体システムに特に重点を置いています。 現在は, Quantum Espresso, VASPおよびaenetを使用することができ、ver.1.0からはOpenMXもサポートする予定です。


ライセンス

GNU General Public License version 3
本ソフトウェアは2019年度 東京大学物性研究所 ソフトウェア高度化プロジェクトの支援を受け開発されています。


利用環境

abICSでは以下のライブラリ・環境が必要です。

  • python3
  • numpy
  • scipy
  • toml (for parsing input files)
  • mpi4py (for parallel tempering)
  • pymatgen (for parsing vasp I/O)
  • qe-tools (for parsing QE I/O)

VASPをソルバーとして利用する際には、MPI_COMM_SPAWNを利用するためのパッチをあてる必要があります。利用されたい場合には、お問い合わせ のその他に記載された連絡先までご連絡ください。


開発者

  • ver. 1.0
    • 笠松 秀輔 (山形大学 学術研究院(理学部主担当))
    • 本山 裕一 (東京大学 物性研究所)
    • 吉見 一慶 (東京大学 物性研究所)
    • 山本 良幸 (東京大学 物性研究所)
    • 杉野 修 (東京大学 物性研究所)
    • 尾崎 泰助 (東京大学 物性研究所)

文献

  • abICSの概要について
    • S. Kasamatsu and O. Sugino, J. Phys. Condens. Matter, 31, 085901 (2019).
  • 交換モンテカルロ法について
    • K. Hukushima and K. Nemoto,  J. Phys. Soc. Japan, 65, 1604–8 (1996).
    • R. Swendsen and J. Wang, Phys. Rev. Lett. , 57,  2607–9 (1986).